Moogの楽器の多くは、ギター・レベルの信号を受け入れる1/4インプットを搭載しています。
ギターなどの弦楽器(ピックアップ付き)をシンセサイザーで使用する最も直接的な方法は、EXTERNAL INPUTジャックに接続し、内蔵されているラダー・フィルターを活用することです。
この手順では、シンセをギター・ペダルやスタジオ・エフェクト・プロセッサーのように使って、高域をロールオフしたり、レゾナント・フィードバックを加えたり、トレモロのような動きを再現できます。*
GrandmotherやMatriarchのような楽器にはリバーブやディレイのエフェクトが内蔵されており、ギターで操作することができます。
どちらの楽器もフロント・パネルにラッチ・スイッチまたは "drone"スイッチを備えており、キーボードに触れることなく、簡単にゲートを開いてアナログ・エフェクトを利用することができます。
スイッチを一番右に回すとGATEが開き(DRONEに設定)、ギターの信号が通るようになります。
キーボード・コントローラーの代わりにギターを使ってシンセサイザーの音を鳴らすことも可能です。
そのためには、ギターからMIDIへのコンバーター・ボックスが必要ですが、オンラインで広く入手できます。
より繊細で、よりよく追従するものもあります。 低音は一般的にトラッキングが少し難しいですがが、可能ではあります。
キーボードよりもギターやベースを弾く方が心地よいと感じるアーティストたちは、何十年もの間、この方法で演奏しています。
そのようなアーティストの一人が、名ベーシストでプロデューサーでもあるスクエアプッシャーです。
彼のレコードに収録されているシンセ・ラインのほとんどは、実はベース・ギターをコントローラーとして使って作られています。
*お使いの楽器にラインレベル出力がない場合は、Moogシンセサイザーで処理する前に、プリアンプで信号をブーストしてみてください。