MPC2 Software内では、プロジェクトから個々のトラック（時には'ステム'と呼ばれる）をエクスポートすることができます。
これは、1回のエクスポートで、プロジェクトのすべてのトラックが独自のオーディオファイルとしてエクスポートされることを意味し、音楽制作のミキシングやマスタリングの段階で役立ちます。
エンジニアはしばしば、選択したDAWで各オーディオファイルを編集コントロールすることを好みます。
また、トラックで共同作業をしていて、単にオーディオファイルを前後に共有したい場合もあるでしょう。
どのような状況でも、以下のガイダンスは、各トラックを個別にエクスポートするのに役立ちます。
まず、MPCのメニューを開き、File -> Export -> As Audio Mixdownに移動してください。
以下のメニューが表示されます：
各トラックに別々のオーディオファイルをレンダリングするには、'Explode tracks'を選択します。
プログラムごとにオーディオトラックを分けたい場合は、'Separate programs' を選択してください。
また、書き出しの長さをカスタマイズすることもでき、start barとend bar、オーディオのテールの長さを選択できます。
最後に、ファイルのファイル形式、ビットレート、 サンプルレートを選択し、エクスポートを選択します。
ここで、フォルダの場所を選択できます。
プロジェクトのエクスポート用に、個々のトラックを保存する専用のフォルダを用意しておくと便利でしょう。