ファームウェアのアップデートとパッチ/シーケンス・ライブラリの管理は、DISK MODEを介して行います。


DISK MODEに入るには

  • Museの電源を切ります。
  • PCをMuse背面のUSB-Bポートに接続します。
  • MuseのSELECTエンコーダーを押しながら、Museの電源を入れます。
    スクリーンにDISK MODEと表示されたら、SELECTエンコーダーから手を放してください。
    !!! 注記: Windowsユーザーには、「このドライブに問題があります。今すぐドライブをスキャンして解決してください」という表示が出る場合がありますが、ドライブのスキャンは行わないでください。
    ドライブに問題が発生し、修理に出すことになる可能性があります。
    ポップアップを無視するか、しばらく待てば勝手に消えます。
  • Museは、MOOG_MUSEという名前の外部ディスクとしてPCに表示されます。
  • DISK MODEになったら、MOOG_MUSEディスクを開いて内容を見ることができます。 
  • firmwareには、ファームウェア・バイナリ・ファイルが含まれています。
  • libraryには、すべてのパッチとすべてのシーケンスのデータが含まれています。
  • utilにはキャリブレーションデータが含まれているため、無視してください。

ファームウェアをアップデートするには、アップデート用ファイル(ファイル名は 「moog-muse-firmware.bin」)をfirmwareフォルダにドラッグし、古いファイルを置き換えます。
firmwareフォルダには、有効な 「moog-muse-firmware.bin 」ファイルのみを保存し、それ以外は保存しないでください。ファームウェアファイルを置き換えたら 

  • PCからMOOG_MUSEドライブを取り出してください。
    重要:Museを安全に取り出すことは、保留中の操作をすべて完了させ、ファームウェアを完全にアップデートするために非常に重要です。
  • Museの画面に「DISK MODE SESSION ENDED」と表示されます。

これで完了です。

一度Museの電源を切り、USBケーブルを抜いてから通常通り電源を入れれば、新しいファームウェアを使い始めることができます。 


libraryフォルダには、Museの各パッチバンクのフォルダが含まれています。

各バンクのフォルダーの中に、各パッチ用の個別のフォルダーがあり、その中にそのバンクとパッチの場所のパッチデータがあります。
Patchフォルダには一度に1つのパッチしか入れることができません。

Sequencesフォルダー内には、SEQUENCERのバンクとシーケンスの同様のファイル構造があります。

パッチやシーケンスの移動、名前の変更、PCへのバックアップ、DISK MODEを使用したコンピュータからMuseへの新しいパッチの転送は可能ですが、libraryフォルダ内のファイル構造は保持する必要があります。