Subharmonicon のフロントパネルでは、オシレーターを特定の調に調整する操作が直感的に分かりにくい設計となっています。デフォルトではオシレーターはC調に設定されています。以下に説明する手順に従ってシンセを好みの調にチューニングすれば、お気に入りの楽曲の伴奏が可能になります。
これらのパラメーターはSubharmonicon 全体の動作に影響を与えます。
ファインチューニング
Fine Tune(微調整)モードを使用すると、Subharmonicon の全体的なピッチを±50セント(半音分の上下)調整できます。これにより、Subharmonicon を他の機器、特定の機材、音程がずれたトラックなどに合わせることが可能です。デフォルト値はゼロです。特定の微調整値(元のピッチからのオフセット)を設定すると、この値が保存され、Subharmoniconの電源投入時または新しい値が設定されるまで保持されます。
QUANTIZE LEDが4つすべて点滅し始めるまで、OSC 1ボタンとOSC 2ボタンを同時に押し続けてください。これがFine Tune モードの表示です。(※製造時期によって8表記と7表記があります)
TEMPOノブを使用して微調整する量を調整します。中央位置ではチューニングに変化はありません。TEMPOノブを時計回りに回すと、Fine Tune の設定が最大50セント増加します。TEMPOノブを反時計回りに回すと、Fine Tune の設定が最大50セント減少します。
QUANTIZEボタンを押すと、Fine Tuneモードを終了します。4つのQUANTIZE LEDの点滅が止まります。