Moog Oneはマルチティンバーであり、1つのパッチに対して最大3つの異なるサウンドを再生でき、それらを様々な方法でレイヤーすることができます。

パッチの各レイヤーは "synth"と呼ばれ、そこにロードできる保存されたサウンドは "timbres"と呼ばれます。

 

ホームボタンを押すと、ディスプレイには現在のプリセット名と3つのsynth、それらにロードされているtimbresが表示されます。

灰色で表示されているsynthは、現在キーボード・コントロールが有効になっていないsynthです。

 

作業中のパッチのレイヤーに、他のパッチのtimbresをロードしたい場合は、ディスプレイの上にある "Browse Presets "ソフトボタンを選択します。

現在のユーザー・スペースにあるプリセットのリストが表示され、マスター・ノブを回してプリセットをスクロールできます。

(注:ハードウェア設定メニューでPRESET AUTOLOADをオンにしていない限り、この操作で現在のプリセットが変更されることはありません。この機能がオフの場合、選択したプリセットはマスター・ノブを押し下げないとロードされません)

 

プリセットをスクロールすると、右側に各シンセ・レイヤーにロードされている音色のリストが表示されます。これらのどれでも、ディスプレイの上にあるソフト・ボタンを使って、現在選択しているパッチのPanel Focusの下にあるシンセ・レイヤーにロードできます。

ブラウザで見ているプリセットからロードしたいtimbresを示すボタンを押すだけです。別のsynthにロードしたい場合は、Panel Focusウィンドウで希望のsynthを選択するだけで、ソフトボタンの下のオプションが変わります。

希望のsynthを現在のパッチにロードしたら、Saveボタンをクリックして保存できます。

パッチの名前だけでなく、個々のtimbresも保存または変更できます。