MPC Key 37は、Direct USB-MIDIに対応した唯一のMPCです。つまり、MPC Key 37をスタンドアロンモードでMIDIコントローラーとして使用し、あらゆるDAWのソフトウェア音源をトリガーできます。


この設定はワイヤレスでも実現できます。詳細については、こちらの記事を参照してください。


目次


USB/MIDI セットアップ

  • 標準のUSBケーブルをMPCのUSB-Bポートに接続し、もう一方の端をコンピュータのUSBポートに接続します。
  • Menu > Preferences > MIDI / Sync に移動し、下記の通りに設定します。
    • Input Ports: Global, Control, Track (オン)
    • MPC Keyboard: Global, Control, Track (オン) 
    • MPC Pads: Global, Control, Track (オン) 
    • Output Ports: Sync, Track (オン)
    • MIDI Control Mode Output: USB MIDI Port 1



トラックのセットアップ

  • MIDI Track を新たに作成します。


  • MIDI Output Port フィールドでUSB MIDI Port 1 が選択されていることを確認します。


これが完了すると、MPC Key 37 を MIDI コントローラーとして使用し、DAW 内のソフトウェア インストゥルメントをトリガーできるようになります。


ドラムプラグインのパッド設定


パッドを使用して DAW のドラムプラグインをトリガーする予定の場合は、以下の設定を参照してください。


  • Drum Track を新たに作成します。


  • 四角いアイコンをタップし、Send To(送信先)をMIDI track に変更します。これにより、MPCがDAWのパッドと完全に一致するようになります。


  • 何らかの理由でパッドノートを再マップする必要がある場合は、ドラムトラックの鉛筆アイコンを選択します。


  • Edit Pad Note Map を選択します。

  • Padフィールドでパッドを選択するか、ハードウェアのパッドを押します。MIDI Noteフィールドで、パッドのMIDIノート値を設定します。 

     
  • パッドごとにMIDIノートを変更する方法の他に、Presetsからパッドにプリセットレイアウトを一括で割り当てることもできます。

    Chromatic C1
     (C1から始まり、上昇するクロマチック・スケール)

    Chromatic C-2 (C2から始まり、上昇するクロマチック・スケール)

    Classic MPC (クラシックMPCのデフォルトのMIDIノートマップ)