導入:
このガイドは、Serato Performance Modeと組み合わせてSoundSwitchを使用するときの一般的な問題を解決することを目的としています。
このガイドを進める前に、Edit Modeでフィクスチャーを追加済みであることと、Edit Modeでのスクリプトトラック再生やオートループ中にフィクスチャーが正しく動作することを確認してください。
さらに、SoundSwitch Preferencesで、SoundSwitchが「Serato Input」タイプに設定されていることを確認してください。
問題 1: SoundSwitchとSerato間の接続が確立できない
解決法:
1. SoundSwitchソフトウェアを開きます。
- このステップは、SoundSwitchとSeratoの接続を開始するために不可欠です。
2. Serato Preferences > Expansion Pack > Serato Remotesを開きます。
3. Serato RemotesがまだActive Remoteとしてリストされていない場合は、Activateにします。
トラブルシューティング:
SoundSwitchがSerato Remoteとして利用できない場合は、以下の手順に従ってください。:
Windows:
1. SoundSwitchソフトウェアが起動していることを確認します。
2. プライベートネットワークとパブリックネットワークの両方で、SoundSwitchがWindowsファイアウォールを通すことを許可します。
3. Bonjourが稼働していることを確認する:
- WindowsにてBonjourサービスが存在し、実行されていることを確認します。
ない場合は、ダウンロードしてインストールしてください(再起動が必要な場合があります) ダウンロードはこちらから
4. サードパーティのアンチウイルスツール(AvastやAVGなど)が接続をブロックしていないことを確認します。
必要に応じて、一時的に無効にするか有効にするか選択します。
変更後、SoundSwitchとSeratoの両方を再起動すると、調整が有効になります。
接続が成功すると、SoundSwitchソフトウェアの青色LEDステータス・インジケータが点灯します。
問題 2:フィクスチャーが1つのデッキ/フェーダーにしか反応しない
解決法:
1. SoundSwitchにてPreferencesのPerformance Modeで、以下の設定を確認します:
- フェーダーセッティング: 希望のフェーダー設定を選択します。
通常、クロスフェーダーをオーディオのミキシングに使用しない場合は、「Upfader Only」を選択します。
-Deck 1-2 Modeを使用する場合、External Mixerが有効になっていないことを確認してください。
トラブルシューティング:
フィクスチャーがまだ1つのデッキにしか反応しない場合、Seratoクロスフェーダーとアップフェーダーの設定に関係している可能性があります。以下の手順に従ってください:
1. Seratoを開き、Serato Videoを選択します。(使用できない場合はSerato Expansion packs経由で有効にします)
2. X-F クロスフェーダーリンクとアップフェーダーリンクの両方がアクティブになっていることを確認します。
これらの設定を確認した後、フィクスチャーはデッキ1/アップフェーダー1とデッキ2/アップフェーダー2の両方に反応するはずです。
問題 3: Deck 1-4 Modeの時フィクスチャーが1つのデッキ/フェーダーにしか反応しない
Windowsユーザーへの重要な注記:
Deck 1-4 ModeはWindowsに対応していません :
WindowsにはMidiデバイスの認識に制限があり、複数のプログラムを同時に使用することができないため、Deck 1-4 Modeを使う事ができません。
その為、アップフェーダーをSoundSwitchソフトウェアにMidiマッピングしながら、同時にSeratoをコントロールすることができません。
Deck 1-2 Modeで代替する:
この制限を回避するには、WindowsユーザーはDeck 1-2 Modeのみを使用することを推奨します。
このモードは、アップフェーダーのMidiマッピングを必要とせず、WindowsのDeck 1-4 Modeに関連する問題なしに、適切な機能を保証します。
解決法:
Deck 1-4 モードを使用していて、フィクスチャーが1つのデッキ/アップフェーダーだけに反応する場合は、以下を確認してください:
1. ミキサーやDJコントローラーのアップフェーダーを、SoundSwitchソフトウェアのSoundSwitchフェーダーにMidiマッピングします。
- 注:WindowsではMidiデバイスの制限により、Deck 1-4 Modeは使用できません。代わりにDeck 1-2 Modeを使用してください。
- Midi Mappingが必要なのはDeck 1-4 Modeのみで、Deck 1-2またはDeck 3-4オプションではMidi Mappingは不要です。
Midi Mapping前:
1. SoundSwitch Performance Preferencesが設定と一致していることを確認します。
2. Midi > External Mixerページにて、ミキサーまたはDJコントローラーのアップフェーダーをソフトウェアフェーダーにマッピングします。
問題 4: Linkを押してもフェーダーがフィクスチャーをコントロールしない
解決法:
Seratoで 「Link」オプションは使わないでください。
このオプションはSoundSwitchスタンドアローンモード、または他のLink対応アプリケーションに接続する場合を想定しています。
Linkオプションを無効にし、SoundSwitchとSeratoの接続が正しいことを確認してください。
上記のトラブルシューティング手順に従うことで、SoundSwitchとSerato Performance Modeの一般的な問題に対処できるはずです。
Performance ModeでのSoundSwitchとSeratoに問題がある場合は、support@soundswitch.com までご連絡ください。