すべてのION Audioターンテーブルには、もともとEZ Vinyl/Tape Converterがバンドルされていますが、最新のOSをお使いの場合、このプログラムでレコードを変換しようとすると互換性の問題が発生する可能性があります。Macユーザーの方には、GarageBandがION Audioターンテーブルからの出力を録音するための素晴らしい無料代替オプションです。
目次
ターンテーブルをオーディオ入力に設定する:
- ターンテーブルをUSBでコンピュータに接続し、電源を入れます。
- Garagebandを開き、[Garageband] > [環境設定] > [Audio/Midi] の順に選択します。
- [入力デバイス]ドロップダウンメニューでUSBで接続しているターンテーブルを選択します。下の画像のように、"USB Audio Device "または "USB Microphone "と表示されている場合もあります。
トラックの作成と録音:
- Garagebandで、[新規プロジェクト] > [空のプロジェクト]に移動します。[オーディオトラック]を選択し、下の丸で囲んだドロップダウンメニューで、[入力1+2]を選択します。これでトラックはステレオで録音されます。モノラルで録音したい場合は、[入力1]を選択します。
- トラックが作成されたら、それをクリックして録音待機状態にします。[録音]ボタンをクリックして録音を開始します。
- ターンテーブルでレコードの再生を開始します。希望する音量レベルに達するには、ターンテーブルの出力音量設定を調整する必要があるかもしれません。この点については、試行錯誤で調整を行ってください。
- レコードの再生が始まると、現在録音しているGarageBandのトラックにオーディオの波形が反映されるのがわかります。
- レコードの片面の再生が終了してから、GarageBandの録音を停止します。オーディオを編集して個々の曲をカットする方法については、このガイドの後半で説明します。
録音の編集:
オーディオの録音が終わったら、録音を個々の曲にカットしたいと思うかもしれません。その手順は以下の通りです:
- 再生ヘッド(トラックの現在位置を示すマーカー)をクリックし、希望の分割ポイントまでドラッグします。
- Command+Tを使用して、再生ヘッドでクリップを分割します。
- 一つの録音を個々の曲に分割するまで繰り返します。
- すべての曲が個別にカットされたら、録音がカットされた曲数と同じ数の新しいオーディオトラックを下に追加作成していきます。
- それぞれの曲を、1曲につき1つずつ、最初に録音したトラックの場所より、新しく追加したトラックの開始点にドラッグ&ドロップしていきます。
トラックの保存と書き出し:
曲が編集され、それぞれのオーディオトラックに移動したら、録音を個別の曲として保存することができます。
- すべての曲が同時に再生されないように、書き出しを行う曲以外のすべてのトラックがミュートされていることを確認してください。スピーカーのマークをクリックするとミュートされます。
- [共有] > [曲をディスクに書き出す]に移動します。書き出し処理が開始されます。オーディオはデフォルトでMP3フォーマットでエクスポートされますが、下の画像のフォーマットパラメータで変更できます。また、下図のように [サイクル範囲]を有効にしてください。
- エクスポート中に他のトラックがすべてミュートされていることを確認しながら、すべての曲についてこのプロセスを繰り返します。