MPC 2.11のアップデートにより、4つの新しいシンセ・プラグインが使用できるようになりました:
・ Hype
・Solina
・Mellotron
・Odyssey
これらのプラグインはMPCソフトウェア(v2.11以上)専用で、MPCスタンドアローンハードウェア*にインストールしてスタンドアローンで使用することもできます。また、これらの新しいインストゥルメントにはアクティベーションが不要なので、ダウンロードしてインストールするだけで使い始めることができます。
※注:新しいシンセ・プラグイン(Fabric、OPx-4、Organ、Stage Piano、Stage EP、Studio Strings)は、
MPC 2.11アップデートには含まれません。これらはMPC Key 61専用で、 expansion storeから別途購入する事が出来ます。
MPC Key 61をお使いの方は、こちらをご確認ください。
目次
デスクトップ版シンセコンテンツのインストール
- akaipro.comにアクセスし、右上のAccountをクリックしログインするか、まだアカウントをお持ちでない場合は作成してください。
- 製品登録がお済でない方はRegister New Productをクリックして、MPCを登録します。 (21)から始まるシリアル番号、購入日、購入場所を入力し、登録を完了します。MPCのシリアルナンバーはMPCの背面または底面にある
バーコードに記載されています。(外箱のバーコードにも記載があります。)
※購入日、購入場所が曖昧な場合は随時任意の情報を入力して先に進んでください。 - MPCが登録されたら、My Registered Productsのリスト内から登録したMPCを探し、View Downloadsをクリックします。
※新しいシンセコンテンツを使用するためには、MPC 2.11以降をダウンロードし、インストールしてください。 - ダウンロードセクションで、MPC Synth Content Managerをダウンロードします。
- MPC Synth Content Managerを起動します。ここにはIncluded Instruments(コンピュータとスタンドアローン)のセクションと、 Expansion Instruments(コンピュータとスタンドアローン)のセクションがあります。
- Computer Installation - Included Instrumentsより、ダウンロードしたいプラグイン右側のDownloadボタンをクリックします。ダウンロードが完了したら、Installをクリックし、画面の指示に従ってインストールを完了します。
インストールしたい各プラグインについて、全てこの操作を行います。
プラグインは、システム内のあらかじめ決められた場所にインストールされます。
これはMPCソフトウェアがプラグインにアクセスするために必要なもので、変更することはできません。
インストールが完了したら、準備完了です。
MPC 2.11 ソフトウェアを開き、新しいプラグイントラックをロードします。
新しいプラグインは、MPCプラグイン > Air Music Technologyカテゴリの下にあります。
スタンドアローンでのシンセ・コンテンツのインストール
シンセコンテンツはMPCのスタンドアローンハードウェアに直接インストールして使用することも可能ですが、
USBメモリやSDカードで転送する方法とMPCに直接ダウンロードする方法があります。
・USBメモリやSDカードで転送する方法
FAT32またはExFatファイルシステムでフォーマットされたUSBメモリまたはSDカードが必要です。
MPCにSATAドライブが挿入されている場合、MPCのコンピュータモードにてPCにMPCを接続し、ドライブに直接コンテンツを転送することができます。
- USBメモリまたはSDカードをPCに挿入します。
- MPC Synth Content Managerを起動します。
- Standalone Installation - Included Instrumentsより、ダウンロードしたいプラグイン右側のDownloadボタンをクリックします。
- ダウンロードが完了したら、Viewをクリックすると、プラグインのコンテンツが保存されているコンピュータのファイルブラウザが開きます。
(通常、ダウンロードフォルダまたはコンピュータに割り当てられたダウンロード場所に保存されます) - プラグインフォルダ(例: Hype)をクリックし、Synthsフォルダーを表示します。
- SynthsフォルダーをUSBメモリまたはSDカードのルートにコピーします。 コピーするSynthsフォルダーはルート以外に配置しないでください。
注:各プラグインコンテンツは独自のSynthsフォルダーを持ちますが、ドライブ上の同じ場所に複数のSynthsフォルダーを配置することはできません。スタンドアローンマシンへプラグインコンテンツを転送する際、ドライブ上の既存のSynthsフォルダを置き換えないでください。
代わりに、次のいずれかを行ってください:
a.複数プラグインコンテンツのSynthsフォルダを転送する際、PCはドライブ上の既存のSynthsフォルダを統合するか置き換えるか尋ねられることがあります。
その場合は、統合するを選択するとコンテンツは既存のSynthsフォルダの中で結合されます。
b.手動でフォルダを統合する
複数プラグインコンテンツのSynthsフォルダを転送する場合、 Synthsフォルダ全体をドライブにドラッグするのではなく、フォルダの中に入って「AIR Music Technology - MPC - [synth name] 」フォルダを探します。
このフォルダをドライブの「Synths」フォルダ内に配置すると、ドライブにコンテンツがインストールされます。 - ドライブをMPCに挿入し、電源を入れます。(SATAドライブに転送する場合は、MPCをコンピュータモードからスタンドアローンモードに戻してください)
新しいプラグインインストゥルメントがMPCハードウェアで利用可能になります。
・直接ダウンロードする方法
この方法は、安定したWIFI環境とinMusic ProfileにスタンドアローンMPCの登録が必要になります。
デバイスが登録されていることを確認し、MPCのPreferencesメニューに移動してデバイスをWIFIに接続してから進めてください。
- MPCを起動し、MenuからPreferencesを開きます。(ファームウェアのバージョンによって、これは歯車のアイコンとして表示される場合があります。)
- Activate Pluginsセクションを選択し、あなたのinMusicアカウントでログインします。
- タッチスクリーンの下部にある変更ボタンをタップし、Content Download Driveを選択します。このドライブにコンテンツが保存されます。
- Downloadをタップして、コンテンツをドライブにダウンロードします。
ダウンロードが完了すると、シンセコンテンツがMPCスタンドアローンハードウェアで使用できるようになります。
*MPC Standaloneハードウェアには、MPC X、MPC Live、MPC Live II、MPC One、MPC Key 61が含まれます。