MPC Liveは、MPCのハードウェアおよびソフトウェア・コントローラーです。
完全なるスタンドアローンでの操作と、新しいMPC 2.0ソフトウェアのフルコントロールの両方を特徴とするこのマシンは、両方のベストを取った最強のマシンです。
このガイドではMPC LiveとMPC 2.0の特徴や機能性に関するよくある質問について説明します。
最新のMPC 2.0 Betaに関するすべての質問については、こちらのMPC 2.0 Beta FAQをご覧ください。
よくある質問
- MPC Liveのシステムスペックを教えてください。
- MPC LiveはどのようなOSに対応するのでしょうか?
- ディスプレイはどれくらいの大きさですか?タッチスクリーンですか?
- ストレージはどのくらいありますか?内蔵ハードディスクはどれくらいの大きさですか?
- MPC Liveはバッテリーを搭載していますか?どのくらいもつのでしょうか?
- 電池はユーザーによる交換が可能ですか?
- MPC LiveにはMPCソフトウェアバージョン2.0が含まれていますか?
- MPC Liveでフルオーディオトラックを録音することはできますか?
- MPC LiveのUSBポートにUSB MIDIコントローラーを接続することは可能ですか?
- MPC XとLiveは、BluetoothとWIFIを搭載しています。どのように使用することができますか?
- MPC XとMPC LiveはUSB 3.0ですか?
- ストレージスペースを追加することはできますか?
- MPC Xで現在のMPCプロジェクトを開くことはできますか?
- スタンドアローンでプロジェクトを実行する場合とMPC 2.0で実行する場合の違いはありますか?
- プロジェクトはMPC XとMPC Liveの間で転送可能ですか?
- MPC Liveにはいくつの入力と出力がありますか?
- 内蔵ストレージに直接コンテンツを転送することはできますか?
- 専用のケースやバッグはありますか?
- MPC LiveがMPC 2.0でコントローラーモードになっているときにサンプルを録音した場合、サンプルはMPC Xとコンピュータのどちらに記録されますか?
- MPC Liveはレガシーファイルタイプをサポートしますか?
- MPC Touch、MPC Renaissance、MPC Studio/Studio Blackの所有者のために、MPC 2.0のフルソフトウェアは無料アップグレードとして利用できますか?
- MPC 2.0はどこでダウンロードできますか?
- MPC 2.0は何回認証することができますか?
- iLok dongleにMPC 2.0ライセンスを認証することはできますか?
- MPC 2.0はどのようなオペレーティングシステムでサポートされますか?
- MPC 2.0は私のMPC Renaissance、Studio、Touchで使用できますか?
- MPC 2.0はオーディオ録音に対応していますか?
- 使用できるトラック数に制限はありますか?
- MPC 2.0は以前のMPCソフトウェアのように、DAWのVSTプラグインとして動作しますか?
- MPC 2.0はサードパーティープラグインをサポートしていますか?
- MPC 2.0で現在のMPCプロジェクトを開くことはできますか?
MPC Liveは、1.8GHzクアッドコアプロセッサと2GBのRAMを搭載した独自の組み込みシステムを持っています。
内部ストレージとして、MPC Liveは16GBを搭載しています。
10GBのスタジオクオリティのサウンドがプリロードされており、さらに6GBのサウンドを使用することが
できます。
2つのオンボードUSBポートを使用して、より多くのサンプルを追加したり、追加のストレージとして使用する
ことができます。また、MPC Liveの底面にはSATAポートがあり、オプションのHDDやSDDをインストールする
ことができます。
MPC X、MPC Live、MPC 2.0ソフトウェアは、Windows 8.1以上、Mac OS X 10.10以上で使用できるよう
サポートされています。これにより、MPC XまたはMPC LiveをMPC 2.0のコントローラーとして使用するには、
1つのドライバーをインストールするだけで済みます。
MPC XとMPC Liveは、シンプルなファイル転送のために、ほぼすべてのOSに接続することができます。
Windows 7コンピュータからファイルを転送する必要がある場合、MPCを接続すればOSは接続された
USBドライブまたはSATAドライブを認識できるようになります。
MPC Liveは、7インチのフルカラー、マルチタッチディスプレイ(解像度:1280x800 アスペクト比:16:10)
を搭載し、内部ソフトウェアのナビゲートとコントロールができます。
タッチ操作ができるだけでなく、ピンチ操作による拡大・縮小、ダブルタップによる詳細設定など、
マルチタッチジェスチャーに対応しています。
MPC Liveは16GBの内蔵ストレージを搭載しています。
10GBのスタジオクオリティのサウンドがプリロードされており、さらに6GBのサウンドを使用することが
できます。
2つのオンボードUSBポートを使って、より多くのサンプルを追加したり、追加のストレージを提供すること
ができます。
また、MPC Liveの底面には、オプションのHDDやSDDをインストールするためのSATAポートを収容するコン
パートメントがあります。
MPC Liveには充電式リチウムイオンバッテリーが内蔵しています。
フル充電でバッテリーは約4~6時間電力を供給することができ、ノンストップでアクティブに使用し続ける
ことが出来ます。
充電が完了したら、電源プラグを差し込むだけで、演奏を続けることができます。
本体背面の小さなランプが点灯し、ディスプレイのバッテリーマークが点灯して充電を知らせます。
満充電になると、ライトは再び消えます。
交換は可能ですが、本体にダメージを与えたり、保証を無効にしてしまうことを避けるため、お客様ご自身
での交換はお勧めしません。
もし電池の交換が必要な場合は、サポートチームまでお問い合わせください。
MPC Liveには、MPCソフトウェアの最新バージョンであるバージョン2.0が含まれています。
MPC Liveは完全にスタンドアローンで、またはMPC Software 2.0のコントローラーとして使用することが
できます。
MPC X、MPC Live、MPC 2.0ソフトウェアの素晴らしい新機能の1つは、オーディオトラックの
レコーディングが追加されたことです。
スタンドアローンモードでは、最大8つのフルオーディオトラックが可能ですが、MPC 2.0ソフトウェアは、
あなたのシステムが処理できる限り多くのトラックを記録することができます。
MPC LiveのUSBポートには様々な用途があります。MPC Liveのファイルの転送を行ったり、ストレージを
追加したり、またMIDIコントローラーを接続したり、それぞれの用途で使用することができます。
あなたがクラスコンプライアントのMIDIコントローラー(ドライバを必要としないもの)を持っている場合、
MPC LiveのUSBポートに直接接続し、システムソフトウェアでMIDI情報を制御することができます。
MPCXとMPC LiveはBluetooth MIDIをサポートしています。
これはBluetoothスピーカーやBluetoothターンテーブルとの接続ではなく、新しいLPD8やLPK25 Wirelessの
ようなBluetooth MIDIキーボードを使用できることを意味します。
WI-FI機能は、MPC XとMPC Liveに追加され、将来的にその用途をさらに拡大する予定です。
Ableton LinkやDropbox等のファイル転送などが想定される用途となります。
今後のアップデートにご期待ください。
MPC XとMPC Liveは、USB 3.0ケーブルとともに出荷され、コントローラーモードでコンピューターに
接続するとUSB 3.0のスピードで動作します。
USB 2.0でも動作しますが、ベストなパフォーマンスを得るために可能な限り3.0ケーブルとポートを使用
することをお勧めします。 MPCがスタンドアローンモードの場合、接続されたUSBメモリーやHDDは
USB 2.0で動作します。
MPC XとMPC Liveは、USBメモリーやその他の外付けHDDを接続するための2つのUSBポート、
標準的なSD/SDHCカード用のSDカードスロット、および追加の2.5インチSATAドライブ(HDDまたは
SSDのいずれか)を追加するためのポートを備えています。
ほぼすべてのドライブサイズに対応していますが、最大のパフォーマンスを得るには exFAT、FAT32、
またはNTFSでドライブをフォーマットすることをお勧めします。
SATAドライブは、付属のネジでコンパートメントドアに取り付けられます。
SATAドライブを接続または取り外す際は、予めMPC Liveの電源がオフになっていることを確認してください。
MPC XとMPC Liveは、MPCソフトウェアの以前のバージョンで作られたMPCプロジェクト、プログラム、
シーケンス、さらに古いMPCハードウェアのプロジェクトとプログラム形式を認識します。
MPCは、インポート時にそれらを最新のフォーマットに変換します。
あなたのワークスタイルによっていくつかの違いを感じるかもしれませんが、主な違いはVSTプラグインの
サポートになります。
MPC 2.0は、コンピュータ上で使用する場合、VSTプラグインをサポートしていますが、スタンドアローン
でMPC XとMPC Liveのプロジェクトを使用する場合これらは無効になります。
どのMPC LiveまたはMPC Xでも、プロジェクトのすべてのコンテンツ(サンプル、プログラム、シーケンス)
を転送して開くことができます。
MPC Liveは、2つの1/4インチバランスTRS入力(ライン)と2つのRCA入力(フォン)、そしてアース端子と
調整可能なレコードボリュームノブを備えています。
MPCの背面にあるLine/Phonoスイッチで選択でき、一度に使用できる入力は1セットのみです。
重要:RCA入力は、フォノレベルのオーディオのみを対象としています。この入力にラインレベルのオーディオソースを接続しないように注意してください。
MPC Liveは、6つのバランスTRS出力と、専用のヘッドフォン出力、
オーディオi/oの上に、MPC Liveは2つの5ピンMIDI入力とMIDI出力をそれぞれ備えています。
すべてのコンテンツは、MPC XまたはMPC Liveの内部ストレージに転送する前に、USBメモリーまたは内部
のSATAドライブに保存する必要があります。
内蔵ストレージは、システムに接続されても利用可能なドライブとしては表示されません。
MPC XまたはMPC Liveの公式のケースの販売予定は現在ありません。
サイズ要件を満たすサードパーティ製ケース/バッグをお買い求めください。
・高さ×幅×奥行き(mm):67.5×410×223
やコンピューターに記録されますか?
サンプルはコンピューターのハードドライブとMPC 2.0のプロジェクトフォルダに記録されます。
コントローラーモードで接続されている間、MPC XはMPC Renaissanceと同様にコントローラー/インター
フェースとしてのみ動作します。
しかし一度コントローラモードから切断されると、プロジェクトはスタンドアローンで開くために
MPC XのUSBドライブ、SDカードまたは追加のドライブに転送することができます。
MPC Liveは、MPC5000、MPC4000、MPC3000、MPC2500/2500XL、MPC1000、MPC500のような以前の
MPCバージョンや、レガシー製品のMPCからのプロジェクト、プログラム、シーケンスと完全に互換性が
あります。
MPC Liveは、以下のファイルタイプをサポートします。 .AKP、.ALL、.IPT、.PGM、.PRJ、. snd、.mid、.seq、
.APS、.50k、および.50sです。
・MPC Touch、MPC Renaissance、MPC Studio/Studio Blackの所有者向けに、MPC 2.0のフルソフトウェア
は無料アップグレードとして提供されますか?
MPC 2.0のアップグレードオプションの完全な概要については、こちらのガイドをご覧ください。
すべてのMPC Touch、MPC Live、MPC Xのユーザーは製品を登録すると、Akai ProアカウントでMPC 2.0の
ダウンロードリンクと認証コードを取得することができます。
MPC 2.0ソフトウェアのダウンロード、インストール、アクティベーションに関する作業工程については、
以下のビデオとガイドをご覧ください:
Akai Pro MPC Software 2.0 - ダウンロード、インストール、アクティベーションの方法
MPC 2.0ライセンスは、同時に2つの別々のコンピュータ/iLokドングルに認証することができますので、
同時に2つのアクティブバージョンを持つことができます。
別のコンピューターまたはiLokドングルを認証する必要がある場合、iLok License Manager を使用して
ライセンスを無効化し、別の場所に再認証することができます。
つまり、ソフトウェアの認証をコントロールすることができるのです。
iLokライセンスのアクティベーション、ディアクティベーションに関する作業工程は、こちらの記事を
ご覧ください。
ソフトウェアの認証中にiLokドングルがコンピュータに接続されていることを確認し、
ライセンスを保存する場所として選択できるようになります。
Windows: Windows 8.1 - Windows 11(64ビット)
Mac: Mac OS X 10.10 - 13 (Yosemite - Ventura)
MPC 2.0はRenaissance、Studio、Studio Black、Element、Touchを含む古いMPCシリーズと、新しいMPC X、
MPC Liveをサポートします。
MPC 2.0の大きな新機能の1つは、フルオーディオトラックレコーディングが追加されたことです。
オーディオトラックは、Abletonのアレンジメントモードでの録音と同様に、任意のシーケンスがその後ろで
ループしながら曲全体にわたって再生されます。
MPC 2.0とスタンドアローンのMPC XとLiveは、合計で128トラックの制限があります。ただし、これは
各システムの制限やCPUの制約を受けることを念頭に置いてください。
MPC 2.0は、VST、AU、AAXのバージョンが付属しており、古いMPCソフトウェアのバージョンと同様に
お気に入りのDAWでプラグインとして実行することができます。
MPC 2.0は、以前のMPCソフトウェア・バージョンと同様、Mac用のAUプラグインとしてVST2プラグイン
をサポートします。
MPC 2.0は、以前のMPCバージョンや、MPC5000やMPC2500のようなレガシー製品のMPCからのプロジェクト、
プログラム、シーケンスと完全な互換性を持っています。
MPC 2.0は以下のファイルタイプをサポートします
:.AKP, .ALL, .IPT, .PGM, .PRJ, .SND, .MID, .SEQ, .APS, .50k, and .50s.