このガイドではKeystation 88 MK3の特徴や機能について、よくあるご質問にお答えします。
よくあるご質問
・ Keystationコントローラーを使うのに、ドライバーをインストールする必要がありますか?
・ Keystation 88 MK3は、どのOSに対応していますか?
・ Keystation 88 MK3には、どのようなソフトウェアが付属していますか?
・ コンピューターなしでKeystation 88 MK3を使用できますか?
・ Keystation 88 MK3と以前のKeystationモデルの主な違いは何ですか?
・ Pro Tools | FirstでKeystation 88 MK3をセットアップする方法を教えてください。
・ Ableton Live LiteでKeystation 88 MK3を設定するには?
・ このコントローラーと互換性のあるエクスプレッション・ペダルの種類を教えてください。
・ どのハードウェア・パラメーターがMIDIアサイン可能で、再設定できますか?
セルフパワー式USBポート、または電源アダプターを使ってキーボードに電源を供給できます。
Keystationは低消費電力デバイスであり、コンピューターなしでKeystationを使用する場合 (外部シンセサイザーのコントロールなど) を除き、外部電源は必要ありません。
付属のUSBケーブルをコンピューターの空きポートに接続するだけで、本体に電源を供給し、ソフトウェア・シンセをトリガーできます。
M-Audio Keystation 88 MK3はクラス・コンプライアント・デバイスなので、ドライバーをインストールする必要はありません。
Keystationはクラス・コンプライアントなので、お使いのコンピューターのコアMIDIドライバーで動作し、最新のmacOSとWindows OSに対応します。
Ableton Live Lite:
・Mac
OS X 10.11.6以降
Intel® Core™2 Duoプロセッサー(Intel® Core™ i5プロセッサー以上を推奨)
4 GB RAM(8GB以上を推奨)
・Windows
Windows 7(SP1)、Windows 8またはWindows 10(64ビット)
64bit Intel® Core™ または AMD マルチコア・プロセッサー(Intel® Core™ プロセッサー以上推奨)
4 GB RAM(8GB以上を推奨)
MPC Beats:
・Mac
OS X 10.13.0以降
Intel® i5プロセッサー
4GB RAM(8GB以上を推奨)
・Windows
Windows 10
Intel® i5 プロセッサー
4GB RAM(8GB以上を推奨)
・iPadでKeystationは使えますか?
iPadカメラ接続キット(別売)を使ってKeystationをiPadに接続すれば、iPadや他のiOSデバイスのオーディオアプリで演奏や作曲が可能になります。
Keystation 88 MK3には、以下のソフトウェアが付属しています:
・MPC Beats
・Ableton Live Lite
Keystation 88 MK3は、MIDIデータを受け付けるDAWやソフトウェア・プラットフォームに統合できます。
外部MIDIデバイスのセットアップ方法の詳細については、お使いのソフトウェアのマニュアルをご参照ください。
コンピューターなしで作業したい場合は、DC 9 V、500 mAの電源アダプターでKeystationに電源を供給し、MIDI DIN出力ポート経由で外部サウンド・モジュールに接続することができます。
1. Keystationの電源をオフにします。
2. ボタン +とーを同時に押しながら、Keystationの電源を入れます。
3. ボタンを離す。
Keystation 88 MK3には、エクスプレッションペダルを異なるCC値にアサインする機能が追加され、ユーザーはセットアップや演奏スタイルをさらにカスタマイズできるようになりました。
さらに、ーボタンと+ボタンは、任意のCCパラメーターにトグルまたはモメンタリー・メッセージとしてMIDIアサインできるようになりました。
Keystation 88 MK3には、MPC Beats、Ableton Live Liteが同梱されています。
すべてのソフトウェアは、本体登録後にM-Audioアカウントで利用可能になります。
Keystationを登録するには:
1. M-Audio.comにアクセスします。
2. 右上のAccountタブにカーソルを合わせ、Sign Inを選択します。
注意:初めてのお客様は、まずCreat Accountを選択し、必要な情報を入力してください。
3. Eメールアドレスとパスワードを入力します。Sign Inをクリックします。
4. アカウントダッシュボードが表示されます。Register Product(製品の登録)をクリックします。
5. Product欄のドロップダウンメニューから、Keystation 88 MK3を選択します。
6. 次に、Keystationの底面に記載されているシリアル番号を正確に入力します。
シリアル番号はバーコードシールに記載されており、(21)で始まります。
シリアル番号を入力する際は、必ず(21)を含めてください。
7. 最後のフィールドに購入日を入力してください。
8. 完了したら、Register My Productをクリックします。
9. My Products ページにKeystationが追加され、同梱ソフトウェアのダウンロードリンクが表示
されます。
このページは、メインアカウントのページからいつでもアクセスできます。
1. まず、Keystation 88 MK3を付属のUSBケーブルでコンピューターのUSBポートに接続し、
Ableton Live Liteを起動します。
2. 次に、Ableton Live LiteのPreferencesウィンドウを開きます。AudioタブでAudio Deviceを選択
します。
これは使用するオーディオ・インターフェースによって異なります。
・Mac: Live > Preferencesを選択
・Windows: Options > Preferencesを選択
3. MIDI/Syncタブを選択します。MIDI Portsセクションで、以下のように設定します:
・Input:Keystation 88 の隣にある TrackとRemoteの欄のOnボタンを切り替えます。
・Output:Keystation 88 の隣にあるTrackとRemoteの欄のOnボタンを切り替えます。
4. 次にウィンドウ上部の Control Surfaceで、行 1 のドロップダウンリストから MackieControl を選択
します。 行 1 の Input 列で、Keystation 88 MK3 (Port 2)を選択します。Output 列の下にある行 1 の
3 番目のドロップダウンメニューが Noneに設定されていることをご確認ください。
これで、Keystation 88 MK3コントローラーのトランスポート・コントロール(Play、Stop、Record)
が、Ableton Live Liteのトランスポート機能に対応します。さらにKeystationシリーズの
コントローラーの方向ボタンが、トラックの選択とクリップのトリガーをコントロールするよう
になりました。
5. Preferencesウィンドウを閉じます。
6. サウンドを生成するためにAbleton Live Liteにインストゥルメントまたはプラグインを追加するには、
Categories欄でInstrumentsまたはPlug-insを選択します。
7. カテゴリー列のすぐ右にあるName列で、お好みのインストゥルメントまたはプラグインを探します。
インストゥルメントをAbleton Live LiteのMIDI Trackにクリック&ドラッグしてロードします。
8. これでインストゥルメントをKeystation 88 MK3でトリガーできるようになります。
・どのようなエクスプレッション・ペダルに対応していますか?
Keystation 88 MK3は、1/4" TRSエクスプレッション・ペダルに対応しています。エクスプレッション・ペダルをKeystationのエクスプレッション入力に接続するだけで、インストゥルメント・パッチのボリューム・ビブラートやリバーブの深さを調整できます。
以下のハードウェア・コントロールがMIDIアサイン可能です:
・オクターブ/データ・ボタン (+/-)
・ボリューム・スライダー
・モジュレーション・ホイール
・エクスプレッション・ペダル