AppleのmacOS Catalinaのリリースに伴い、アップデートが自分にとって正しいかどうかを判断する必要があります。

多くの場合、新しいOSに移行したところで、アーティストにとってプラスになることはほとんどありません。

OSの変更とテクノロジーの向上は、あなたのソフトウェア、ハードウェア、ワークフローに悪影響を及ぼす可能性が高いです。

エンジニア、ミュージシャン、DJ、その他のオーディオビジュアル・プロフェッショナルであろうと、本当に重要なことは、最も必要なときに機材が動作し続けることです。

Akai Proは、macOS Catalina 10.15とiOS 13の各ベータリリースで積極的に製品をテストし、新しいOSに移行する前に、何が動作し、何がアップデートを必要とするのかをユーザーの皆様に正確にお伝えしています。

弊社製品の一覧とサポート状況は以下の通りです。すべての製品がこのリストに掲載され、サポートが確認されるまでは、現在のOSをお使いいただくことをお勧めいたします。このリストは、macOS Catalina 10.15およびiOS 13の現在のすべてのサポートを反映するため、必要に応じて更新されます。 

目次

• 知っておくべき3つの事
• macOS Catalina 10.15
  • クラスコンプライアントハードウェア
  • ドライバーが必要なハードウェア
  • ソフトウェア
• iOS 13
  • ハードウェア
  • ソフトウェア
• 更なるサポートについて

知っておくべき3つの事

1. コンピュータのOSをアップデートするプロセスは、私たちが思っているよりも少し厄介な場合があります。
   アップデートが思うようにスムーズに進まず、ハードウェアドライバのアンインストールが必要になるケースもあるでしょう。
   macOS Catalina 10.15へのアップデートでは、Catalinaへのアップデート後に対応デバイスが突然通信を停止してしまうことがあります。ここでは、既存のドライバを削除して再インストールする方法を説明します：
   1. 以下のフォルダに移動します。これらはサードパーティのドライバが保存されている場所です。
      ドライバが破損していたり、正しくインストールされていない場合は、ドライバを削除して最初からインストールし直してください。
      • Mac HD > Library > Audio > MIDI Drivers
      • Mac HD > Users > [Your User Name] > Library > Audio > MIDI Drivers
        注：2つ目の場所は隠れている可能性があります。ユーザーライブラリにアクセスするには、上部のGOをクリックし、Optionキーを押したまま、リストに表示されるライブラリを選択します。
   2. 両方のフォルダの内容をデスクトップ上の2つの新しいフォルダに移動する。
   3. フォルダが完全に空になったら、コンピュータを再起動する。
   4. もう一度MIDIデバイスを試してみてください。
      お使いのデバイスにドライバが必要な場合は、以下のサポートセクションでお使いのデバイスがサポートされていることを確認し、最新のドライバへのリンクを見つけてください。macOS Catalina 10.15にドライバをインストールする際の注意事項については、このセクションの次のステップを必ずお読みください。
2. macOS Catalinaには、新しいドライバーをインストールする際にシステム拡張を許可するようユーザーに要求するセキュリティ機能が含まれる。これは非常に簡単で、各ドライバに対して一度だけ行う必要がある。macOS Catalinaに新しいドライバをインストールする場合は、System Extension Blockedの警告を確認し、この記事のドライバのセクションを参照してください。
   
   これは、新しいドライバをインストールする場合にのみ必要です。Mojaveにアップデートする場合で、すでにお使いのデバイスの最新ドライバがインストールされている場合は、ドライバを再インストールしたり、この手順を実行したりする必要はありません。
3. AkaiProのハードウェアとソフトウェアはmacOS Mojaveに対応していますが、すべての物が対応しているわけではありません。AbletonやCubaseのようなサードパーティーのソフトウェアタイトルでAkaiPro製品をお使いの場合は、アップデートの前に必ず開発元に新しいOSへの対応をご確認ください。

macOS Catalina 10.15

クラスコンプライアントハードウェア

以下の製品がサポートされており、追加ドライバを必要とせずにmacOS Catalina 10.15で動作します。

• Advance 25*
• Advance 49*
• Advance 61*
• AFX
• AMX
• APC20
• APC40
• APC40 mkII
• APC Key 25
• AMX
• EIE
• EWI USB - (see the latest version of ARIA player below)
• Fire
• LPD8**
• LPD8 Wireless**
• LPK25**
• LPK25 Wireless**
• MAX25*
• MAX49*
• MIDI Mix*
• MPD18**
• MPD26**
• MPD32**
• MPD218
• MPD226
• MPD232*
• MPK25**
• MPK49**
• MPK61**
• MPK88*
• MPK225
• MPK249
• MPK261
• MPK mini mkII**
• MPX16**
• MPX8**
• Rhythm Wolf*
• Timbre Wolf
• Tom Cat

*Advance keyboardをご使用の方は、下記のVIPソフトウェア対応表をご覧ください。

** 本製品用のエディタ、ユーティリティ、ファームウェアアップデートアプリケーションは、現在macOS Catalinaではサポートされていません。このページは、macOS Catalinaでの現在の互換性ステータスを反映するため、必要に応じて更新されます。

ご注意：この記事に製品が掲載されていない場合、現時点ではmacOS Catalinaでの使用は正式にサポートされていません。互換性テストはUSBまたはFirewire接続の製品にのみ必要なため、Akai Proのスピーカーやヘッドフォンには影響しません。
 

ドライバーが必要なハードウェア

Akai Proハードウェアドライバはまだテスト中です。macOS Catalina 10.15でサポートが検討されているドライバが必要なハードウェアのステータスは、以下の表でご確認ください。

重要： macOS Catalina上でドライバをサポートするすべての製品は、セキュリティとプライバシーのシステム環境設定でシステム拡張機能を許可する必要があります。ドライバのインストール後、以下のポップアップが表示され、ドライバ拡張機能がブロックされたことが報告されます：

拡張機能を有効にしてドライバを許可するには、「システム環境設定」>「セキュリティとプライバシー」を開きます。ドライバのインストールを完了するために必要な場合は、まずコンピュータを再起動します。

「一般」タブで、「開発元"(ドライバ開発元) "からのシステムソフトウェアが読み込みをブロックされました」を探します。
 

「許可」をクリックします。必要であれば、プロンプトに従ってコンピュータを再起動すると、デバイスは起動時に正常に認識されます。このプロセスを完了するのは一度だけです。
 

ソフトウェア

macOS Catalina 10.15でサポートが検討されているすべてのAkai Proソフトウェアの状況については、以下の表でご確認ください。

iOS 13

Hardware

以下のハードウェア製品はiOS 13に対応しています。が表示されている製品は、iOSデバイスに接続する際に電源を供給するためのUSBハブが必要な場合があります。

• Fire (MIDI only)
• LPK25 Wireless
• LPD8 Wireless
• MPC Element
• MPC Live (MIDI only)
• MPD218*
• MPD226*
• MPD232*
• MPK225
• MPK249
• MPK261
• MPK mini
• MPK mini mkII*

*コントローラに完全に電力を供給するには、電源付きUSBハブが必要な場合があります。
 

ソフトウェア

iOS 13への対応を検討しているすべてのAkai Pro iOSアプリの状況については、以下の表でご確認ください。

更なるサポートについて

ご質問やテクニカル・サポートについては、以下のリンクからオンライン・コミュニティ・サポート、電話サポート、Eメール・サポートのいずれかにお問い合わせください。

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