MPC BeatsのMIDIコントロールマッピングの設定とカスタマイズ方法を学びましょう。
0:10 ハードウェアの接続とプログラムの選択
付属のUSBケーブルを接続すると、電源が供給されディスプレイ、パッド、ボタンが点灯します。
液晶には現在選択されているプログラムが表示されます。起動するとデフォルトでProdram1
の「MPC」に設定されています。
MPC Beatsを使用の際は変更する必要はありません。
「MPC」が選択されてない時は、「PROG SELECT」ボタンを押しながら「PAD1」を押すと
「MPC」を選択することができます。
0:47 MPC Beats MIDIセットアップ
次にPCで起動したMPC Beats上で設定を行います。最初に「Project」の選択をします。
ここでは仮に「Hip Hop」にします。
MPC Beats のメニューよりPreferences(環境設定)より設定を行います。
(Windowsの場合 三 > Edit > Preferences)Preferences 内のMIDI/Syncを開き、
MIDI Inportsの欄のCONTROLとTRACKを選択し点灯させます。
Sync SendのSync OutputでMIDI Clockを選択し、設定を終了させます。
1:28 デフォルトのコントロール設定
Grid Viewの左側にパッドにアサインされている情報が記載されます。
パッドを押すとアサインされた部分が画面でも表示されます。
デフォルトでKickはPAD1、SnareはPAD2、Hi-hatはPAD3、4にアサインされています。
PAD5~8にシンバルやタム、パーカッションがアサインされます。
BANKボタンを押すとAからB、BからAに切り替わります。
ボタンが赤く点灯=A、緑色の点灯=Bとなります。
2:28 MIDIマッピングとコントロールのカスタマイズ
デフォルトでの設定を変えたい場合は、MIDI LEARN機能でマッピングを行います。
右下のタブから MIDI LEARN を選択し、右上の「三」をクリックし「New MIDI Map」を
選択し、新規でMIDIマッピングを行い、自由にカスタマイズを行います。
「ENABLE」で有効化し、「LEARN」を押してマッピングを行います。
黄色く点灯している部分がマッピング可能な部分となります。
右側の欄でマッピングしたいPADを指定し、アサインしたいMPKのPADを押します。
ここでは仮にKick(デフォルトではPAD1)をMPKのPAD1に、Snare(デフォルトではPAD2)
をPAD5にアサインしてみます。
再度「LEARN」を押すと設定が終了し、アサインした部分が反映されます。
また右上の「三」をクリックし Factory > Akai > MPK mini MK3 を選択すると初期設定に戻れ、
コピーすると初期設定を元にカスタマイズすることができます。
任意のPADを右クリックすると現在のアサインがクリアーされます。
また「LEARN」を押すことでクリアーした部分にマッピングできます。
4:53 アルペジエーターのセットアップ
アルペジエーターを設定してみましょう。
先程、設定しましたが MPC Beats の Preferences内のMIDI/Sync画面で、
Sync Output がMIDI Clockを選択されていることを確認します。
MPK本体の点灯させたArp ON/OFF ボタンを押しながらノブK6を回すとBPMをEXTにして
MPC Beatsと同期させます。
MPC Beatsのプロジェクトが停止していると、MPKで鍵盤を押しても再生されることは
ありません。
5:53 ノートリピートのセットアップ
アルペジエーターで鍵盤を設定させたことに対し、ノートリピートではパッドに対して設定
を行います。
MPK本体の点灯させたNote Repeat ボタンを押しながらノブK6を回すとBPMをEXTにして
MPC Beatsと同期させます。
Arp ON/OFFボタン+鍵盤やNote Repeat ボタン+鍵盤などで、更に細かく設定を行なうこと
ができます。