Akai Proは、Windows 11のベータリリースごとに、該当するすべてのハードウェアおよびソフトウェア製品をテストしてきました。
新しいOSにアップデートする前に機能する製品を知ることが重要です。
必要なハードウェアおよびソフトウェア製品がすべて新しいウィンドウズ11オペレーティングシステムで使用できるようになるまで、すべてのユーザーに現在のウィンドウズOSを使用し続けることをお勧めします。
Windows 11とAkai Proのハードウェアおよびソフトウェアの互換性については、こちらの記事をご参照ください。このページは定期的に更新され、テスト完了に伴う製品の互換性の変更が反映されます。
目次
Windows 11のハードウェアサポート
Windows 11の互換性テストは、すべてインテルプロセッサーで実施されています。
ハードウェアサポートは、USB接続、オーディオおよび/またはMIDI通信のテスト合格を確認しています。
以下に記載されていない製品は、現時点ではWindows 11に対応していないと考えられます。
MPC and Force Hardware
Product | Windows 11 |
---|---|
Force** | 対応 |
MPC Key 61 | 対応 |
MPC Live | 対応* |
MPC Live II | 対応* |
MPC One | 対応* |
MPC Studio | 対応 |
MPC Studio 2 | 対応* |
MPC Studio Black | 対応 |
MPC Touch | テスト中 |
MPC X | 対応* |
* 製品登録後にinMusic profileからアクセスできるMPC 2.10.0.83ソフトウェアパッケージとドライバまたはそれ以上が必要です。
** 製品登録後にinMusic profileからアクセスできるfirmware 3.0.6以上が必要です。
Keyboards and MIDI Controllers
Product | Windows 11 |
---|---|
Advance 25 | 対応* |
Advance 49 | 対応* |
Advance 61 | 対応* |
AFX | 対応 |
AMX | 対応 |
APC Key 25 | 対応 |
APC 40 MKII | 対応 |
Fire | 対応 |
LPK25 | 対応** |
MAX25 | 対応** |
MAX49 | 対応** |
MIDI Mix | 対応 |
MPK225 (original and black versions) | 対応 |
MPK249 (original and black versions) | 対応 |
MPK261 (original and black versions) | 対応 |
MPD218 | 対応 |
MPD226 | 対応 |
MPD232 | テスト中 |
MPK mini mkII | 対応 |
MPK mini mk3 | 対応 |
MPK mini Play II | 対応 ** |
* VIP Advance Driver および VIP Software は現在サポートされていません。
** ソフトウェアエディターやその他のソフトウェアツールは現在サポートされていません。
EWI
Product | Windows 11 |
---|---|
EWI Solo | 対応 |
EWI USB | 対応 |
EWI 5000 | 対応 |
オーディオインターフェイス/ドラムマシーン/シンセサイザー
Product | Windows 11 |
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MPX16 | 対応 |
Rhythm Wolf | 対応 |
Timbre Wolf | 対応 |
Tom Cat | テスト中 |
Windows 11のソフトウェアサポート
ソフトウェア
ソフトウェアサポートは、インストールと主要機能の使用テストに合格している事を確認しました。
下記でサポートが確認されているソフトウェアのバージョンは、Windows 11でのソフトウェアサポートに必要な最小バージョンです。
以下に記載されていないAkai Proソフトウェアは、Windows 11システムではサポートされていないと考えられます。
Software | Windows 11 |
---|---|
EWI USB Software for Mac | テスト中 |
MPC 2 Software | v2.10.0.83 v2.11 |
MPC Beats | v2.8.3 |
MPK mini Software Manager | v1.1.1.2 |
ソフトウェアエディターとユーティーリティ
Akai Proでは、製品本体では直接利用できない機能を編集するために、製品に利用可能なソフトウェア・プリセット・エディタをインストールすることを推奨しています。
Windows 11で使用できる各ソフトウェア・プリセット・エディタの最小バージョンについては、以下の表を参照してください。
お使いの製品のソフトウェアエディタが以下に表示されていない場合、Windows 11ではまだサポートされていないと考えられます。
Software | Windows 11 |
---|---|
MPK mini mkII Editor | v1.0.5 |
MPK mini mk3 Editor | v1.0.3 |
MIDI Mix Editor | v1.0.7 |
MPD218 Editor | v1.0.8 |
MPD226 Editor | v1.0.8 |
MPD232 Editor | v1.0.8 |
Rhythm Wolf Tuning Utility | v1.1.2 |
ファームウェアアップデート
以下のファームウェアアップデートソフトウェアは、Windows 11との互換性が確認されています。
ファームウェアアップデーターは製品のアップデートにのみ必要です。
ソフトウェアをインストールし、デバイスのファームウェアをアップデートする前に、ダウンロードに含まれるリリースノートとアップデート手順を参照してください。
お使いの製品のファームウェア・アップデーターが以下に表示されていない場合、Windows 11ではまだサポートされていないと考えられます。
Software | Intel Processor |
---|---|
Force Firmware Updater | v3.0.6 |
MPC Firmware Updater | v2.10 |
MPD232 Firmware Update | v1.0.5 |
ソフトウェアパートナー
当社の製品の多くは、デバイスがPCに接続されている間、凡その機能と制御をソフトウェアに依存しています。
当社の製品は、OSでは「対応」と見なされる場合がありますが、ソフトウェア側でも利用できるようになるまでは機能しません。
そのため、システムのアップデートを選択する前に、ソフトウェアの互換性を確認することが非常に重要です。
アップデートを選択する前に、Windows 11との最新の互換性について、以下に主なタイトルをいくつか挙げておきますのでお好みのソフトウェアタイトルの開発元にご確認ください。
Melodics、Skoove、TakeLessonsなどのブラウザベースのチュートリアルソフトウェアは影響を受けません。
システムが自動的にアップデートされないようにするには?
Windows 11は、対象となるすべてのWindowsユーザーに段階的に配布されていますが、一部のユーザーにはアップデートのプロンプトが表示されるまでしばらく時間がかかるかもしれません。
自動アップデートは一部の人にとっては便利な機能かもしれませんが、ソフトウェアやハードウェアの安定性を確保したい人は、自分のPCにインストールされているベースOSをコントロールすることをお勧めします。
自動アップデートは、アップデートの前にソフトウェアの互換性を考慮しないため、お使いの機器がOSの変更に対応できていない場合、安定性やその他の機能に問題が生じる可能性があります。
アップデートの遅れやダウンタイムを避けるためには、アップデートの決断は慎重に行い、すべてのソフトウェアとハードウェアツールが互換性があることを確認してからアップデートすることをお勧めします。
Windowsの自動アップデートをオフにするには、以下を実行してください。
1) 設定メニューに移動する。
2) 更新とセキュリティを選択し、Windows Updateを選択します。
3) 詳細オプションを選択します。
4) 更新の一時停止セクションを探し、ドロップダウンリストから日付を選択します。
この日付に達するまで、アップデートは自動的に完了しません。
この方法では、一時停止が選択した日付に達すると、アップデートをインストールする必要があることにご注意ください。Windows OSの自動アップデートを永久に防ぎたい場合は、Windowsレジストリを使用する必要があります。
レジストリの設定方法はこちら をご覧ください。
システムのレジストリを変更する前に、細心の注意を払うことをお勧めします。