ION Audioのスピーカーのバッテリーの寿命が短くなったり、充電が困難になったりした場合は、バッテリーの交換が必要な可能性があります。
このガイドは、充電式鉛蓄電池を搭載したION Audioのスピーカーに適用されます。
充電式鉛蓄電池を搭載したスピーカーのほとんどは、バッテリー収容部に簡単にアクセスできるよう、取り外し可能なパネルを採用しています。
この記事では、ION Audioのスピーカー互換バッテリーの入手先、取り付け方法、バッテリーの摩耗を軽減する方法をご紹介します。
注:バッテリーの交換につきましては、お客様の自己責任において手順を実行ください。
弊社にて製品をお預かりして交換する事も可能でございますので、手順が分からない場合やご自身での交換が難しい場合は以下よりお問い合わせください。
目次
電池交換可能なION Audioのスピーカーは?
本ガイドは、充電式鉛蓄電池を搭載したION Audioスピーカーにのみ適用されます。
これには以下の製品が含まれますが、これに限定されるものではありません:
- Adventurer
- Blockrockerシリーズ
- Explorerシリーズ
- Game Dayシリーズ
- Job Rockerシリーズ
- Karaoke Master
- Party Boom
- Pathfinderシリーズ
- Sportシリーズ
- Tailgaterシリーズ
リチウムイオンバッテリーを搭載したION製品では、バッテリーの交換はできません。
お使いのBlockrockerまたはTailgaterが2010年以前に製造されたものである場合、認定技術者によるバッテリー交換が必要です。
バッテリーの手入れと寿命を最大限に延ばす方法
充電式鉛蓄電池は、自動車に使われているものと同じタイプです。
車のバッテリーと同様、使い方が寿命に大きく影響します。
例えば、車のライトを消し忘れてバッテリーを消耗した場合、ジャンプスタートが数回使えるかもしれません。
しかし、数回の完全放電が続くとジャンプスタートも効かなくなり、バッテリーの交換が必要になります。
充電式鉛蓄電池は、適切な使用と処理をすることで何年間も使用できるものです。
一般に、バッテリーを低充電状態または無充電状態で長時間放置すると、バッテリーの寿命が短くなり、充電を蓄える能力も低下します。
ION Audioのスピーカーのバッテリーを長持ちさせるための推奨事項をご紹介します:
一般的な使用方法
使用前および使用後は、バッテリーを完全に充電してください。
バッテリーを最大限に長持ちさせるには、月に一度はバッテリーを80%程度消耗させてください。
バッテリーを完全に消耗させたり、低充電または無充電の状態で長時間放置したりすることは避けてください。
保管について
保管する前にバッテリーを満充電にします。
高温多湿の場所での保管は避けてください。
長期間保管する場合は、定期的に充電してください。
半年間程度充電しないと、再び充電できなくなることがあります。
廃棄について
バッテリーはリサイクルセンターに持ち込むか、地域の条例に従って廃棄してください。
バッテリーを交換する前に
新しいバッテリーが必要であることは、どうすればわかりますか?
バッテリーの残量が少なくなっている兆候はわかりやすいことが多いですが、ここでは、バッテリーの充電が保たれなくなっているかどうかをチェックする簡単なテストをご紹介します:
- スピーカーをコンセントに接続したまま一晩(少なくとも8~10時間)充電し、スピーカーが充電中であることを確認します。
通常、電源入力の近くにあるランプ、または前面ディス プレイのバッテリー残量インジケーターで確認できます。 - 準備ができたら、スピーカーをコンセントから外し、電源を入れます。
以下の場合は、バッテリーの交換をご検討ください:- バッテリー残量インジケーターにて、バッテリーが完全に充電されていないか充電量が急速に低下していることを示している場合
- スピーカーの電源が全く入らないか、電源投入後すぐに勝手に電源が切れる場合
どのバッテリーが必要かを知るにはどうすればよいですか?
以下のリンクから、当社のポータブル・スピーカーとその互換バッテリーのリストをご覧ください。
ION Audio | ION製スピーカーに搭載されているバッテリーの種類について
バッテリー端子の種類
バッテリーには、スピーカー内部のワイヤーに接続する2つの突起があります。
12V充電式鉛蓄電池には、F1とF2という2種類の接続端子があり、これらは「ターミナル 」と呼ばれます。
ION Audio製品に使用されている充電式鉛蓄電池の大半は、F1タイプよりやや大きめのF2タイプです。
接続端子が小さいF1タイプのバッテリーを購入しても、他の仕様がすべて合っていれば使用可能です。
このタイプのバッテリーを接続するには、「F1-F2ステップアップアダプター」が必要です。
このアダプターは、F1端子を挿入すると幅をわずかに広げるのでF2タイプの端子に正しく取り付けられるようになります。
スピーカーの交換用バッテリーはどこで入手できますか?また交換は保証の対象になりますか?
ION Audioのスピーカーに使用されている充電式鉛蓄電池は、一般的にオンラインでもお近くのホームセンターでも購入できます。
さまざまな家庭用品に使われており、経年劣化で交換することも珍しくないでしょう。
必要なバッテリーが判別できましたらオンラインで検索していただくか、inmusicstore.comのパーツ&アクセサリーのページで、ION Audioから直接ご購入いただけます。
交換用バッテリーが見つからない場合、または保証期間中にバッテリーが故障したと思われる場合は以下のリンクからサポートチケットを送信してください:
お使いのモデルと適切な交換用バッテリーをすぐに特定できるよう、スピーカーのシリアル番号をお手元にご用意ください。
バッテリーの交換方法
バッテリーの交換方法は、交換可能な充電式鉛蓄電池を搭載した全てのスピーカーにてほぼ同じ手順で可能です。
バッテリーの交換が可能かどうか不明な場合は、まず、お使いのスピーカーが上記のリストにあるかどうか、どのバッテリーが必要かをご確認ください。
重要:この作業を開始する前に、電源ケーブル、オー ディオケーブル、アクセサリーをすべて外してください。
また、製品がコンセントから完全に外されていることを確認してください。
- バッテリーのアクセスパネルを探します。
これは多くの場合、スピーカーの側面、背面、底 面にあり、取り外すネジは4本から14本程度です。
プラスドライバーを使い、ネジとパネルを取り外 します。
スピーカーの多くは防水設計のため、バッテリーの周囲にある絶縁材を注意深く剥がしてください。
可能であれば、新しいバッテリーを保護するために、この絶縁材はそのままにしておいてください。 - バッテリー収容部からバッテリーをスライドさせて取り出します。
スピーカーの背面を地面に向けて斜めに持つと比較的簡単に取り出すことができます。
スピーカーをしっかりと持った状態で、後方下端(またはホイール)を地面に軽く打ち付けます。
バッテリーが収容部からスライドし始め、つかみやすくなり、完全に取り外せるようになるはずです。
バッテリーを取り外す際、バッテリーを引き抜きすぎたり、ワイヤーを圧迫しないように注意してください。 - バッテリー端子には2本のワイヤーが接続されています。各端子からワイヤーコネクターを注意深くスライドさせます。
重要: バッテリーの端子の接続方法に注意してください。 赤のコネクターは赤のプラス端子に接続されています。 もう一方のコネクタ(青または黒)は、黒のマイナス端子に接続されています。
交換用バッテリーも同じように接続する必要があり、正しい端子に接続しないと製品が損傷する恐れがあります。 - 新しいバッテリーにワイヤーを接続し、収容部に挿入します。
サイドパネルを閉じ、ネジを元に戻します。これで作業は完了です。
重要:赤色のコネクターは、バッテリーの赤色プラス端子に接続する必要があります。
もう一方のコネクター(青または黒)は、黒のマイナス端子に接続します。
正しい端子に接続しないと、製品が損傷する恐れがあります。
更なるテクニカルサポートFurther Technical Support
この手順、またはION Audio製品のその他の部分でご質問やトラブルがありましたら、ご遠慮なくお問い合わせください。当社のサポートチームがお手伝いいたします。
お問い合わせは、こちらをクリックするか、このページの上部にある新規サポートチケットボタンを使用してください。