スタンドアローンのMPCでもマイクを使用することができますが、その手順はそれぞれ若干異なります。お使いのMPCに合わせて以下の手順に従ってください。
MPC Key 37, MPC One +, MPC One, MPC Live II and MPC Live
*MPCファームウェアが少なくとも2.10ファームウェアにアップデートされている場合のみ、以下の手順が機能することにご注意ください。*
- オーディオインターフェースをご使用の場合、MPCの 「Menu」ボタンを選択し、「Preferences」から 「Audio Device」に進みます。
そこから、デフォルトで 「Internal」と表示されているドロップダウンメニューを開き、オーディオインターフェースを選択します。マイク(コンデンサーまたはダイナミック)を接続し、オーディオトラックを作成します。
- ダイナミックマイクをリアインプットに接続し、インプットを 「Line」にして、オーディオトラックのVUメーターに音量が表示されるようにゲインを調整します。音量が小さい場合はインサートエフェクトや別途マイクプリアンプ等で音量を適切な値に調節ください。
MPC X と MPC Key 61
- MPC XとMPC Key 61には、マイクの接続を非常に簡単にする 「プリアンプ」があります。
MPC Xの場合は、背面の「Input 1, Input 2」と書かれたインプットにマイクを接続するだけです。
ダイナミックマイクを使用している場合は、これでオーディオ録音の準備は完了です。
コンデンサーマイクを使用する場合は、ファンタム電源スイッチが 「オン 」になっていることを確認する必要があります。
このスイッチはMPC Xの右上にあり、「+48V 」と表示されています。
最後に、インプットが 「PHONO」ではなく 「LINE」に切り替えられていることを確認し、オーディオトラックのVUメーターに健全な信号が表示されるようにRECゲインを調整してください。
入力モニタリングと録音
マイクの音が聞こえない、または録音できない場合は、次のことを確認してください。:
- 正しい入力を選択したことを確認してください。
これらはMPCの背面にあるラベル、またはクラスコンプライアントのオーディオインターフェースの入力に対応しています。
マイク信号はモノラルなので、ステレオマイクを録音するのでなければ、対応するモノラル入力を選びます:
- 次に、以下の赤枠で示したレコードアームボタンをクリックして、トラックがアームされていることを確認してください。
- 次に、入力されたマイク信号をモニターするかどうかを決定します。
入力をモニターしたい場合は、ヘッドホンを使用し、フィードバックを避けるためにスピーカーの音を小さくすることをお勧めします。
モニタリングがオンの場合、トラック上のエフェクトも入力信号に適用されます。
Off、On、Autoの3つのオプションがあります。
Off- 入力モニターなし
On-録音後、録音した音声を聞くには、OFFにしてください。
Auto- トラックにオーディオがないときは入力モニターをオンにし、トラックに録音した後は自動的にオフにします。